シニアのブログ、定年退職の二週間前
退職まで後二週間に迫っている。
この二週間は引継ぎも含め、お世話になったお客様や取引先の方々への挨拶をしなければならない。
今はまだお知らせしていないお客様から仕事の依頼も入ってくるので引継ぎも兼ねて同僚と同行している。
何もせずに時間を過ごしている訳ではないのだが、何か心が落ち着かない。
それは大きな不安要素を抱えたまま、自信に繋がる答えを出さずに退職を迎えるからなのだろ。
この時期になると同僚や取引先の方から「これからどうするの」などとよく聞かれるが、まさか「趣味を楽しみながら夢を食べて生きていきます。」とも言えないので返事に困ってしまう。
会社の同僚や身近な方に、うっかりそんな返事でもしようものなら「そんな甘い考えでいいのか」とか「現実はそんな甘いものじゃない」などとお叱りに近いお言葉を頂くことになる。
心の中では「60年も生きているのだから、そんなこと言われなくても重々分かっていますよ」とつぶやくが、ご心配をかけて言って頂いているのだから頭を下げることしかできない。
親身になって頂いているからの言葉なのだ。
なぜ退職後の行動を周囲の方に具体的に話せないのか考えてみたが、おそらく同年代のサラリーマンの方からは共感を得られないと私自身が考えているからだと思う。
「人は大事な決断をするとき共感して頂ける人に相談するが、それは間違いで反対されるであろう人に相談するべきだ」と言われるが、それはどんな反対意見を持つ人をも説得できる根拠と自信がないと成功はないと説いているのだろう。
しかし同意を得なければならないような事でもないので、詳しく説明することもないが、友人や家族には一通りこれからの行動について話をしている。
できればフリーランスで生活に必要な収入だけでも得られるようになるための基礎を作り、心豊かな老後の人生を夢見ているがその目標に向かって行動するしかないと考えているのだ。
「成功を遂げたわけでもなく、お金を残したわけでもなく、行動力や決断力に長けているわけでもなく、ごくごく平凡いや平凡以下、それなのに早60歳。」と、このサイトの説明に書いているが、これが今の私の反省点でもある。
前にも書いたがこの反省せざるを得ない現状の不満が過去の行動の証しと考えているのだから、「心豊かな人生」と言う目標に向かって行くには余程の時間管理や行動力が必要になるだろう。
しかし60年も出来なかった行動や意思能力などを今更変えることなど不可能に近いとも思ってしまう。
後二週間になった退職と言う区切りまで持ち込んだ決断にも、私にしてはかなり勇気を伴う行動だった。
何度か転職をした仕事の中では一番充実していて楽しい仕事だったからだが、これからの4年を嘱託で勤め上げ、65歳になってから同じことを考えなければならない状況になるならば、その4年間を65歳からの人生の土台作りにしたいと考えたのがきっかけであった。
優柔不断な私にしては思い切った決断で、これを実行するために後に引けない状況を自ら作り出してきたのだ。
フリーランスで生活に必要な収入を得るとか、心豊かな人生に繋がる根拠や自信などまったくない今の状況を考えると、自ら崖っぷちに立ってしまったとしか言いようがないのも事実だ。
こうなってしまえばネガティブに考えても何の徳もないので、楽しいことだけを考えて前に進むしかない。
おそらくこの二週間もアッと言う間に過ぎ去るだろうが、この会社でお世話になった多くの方々へできる限り感謝の気持ちを伝えていきたい。
このブログのテーマでもある60歳からの人生設計を正に実践していくことになるので、戸惑いつまづきながらも悔いのないように行動していく決意だ。
言いまわしがやや重くなってしまったが、何とか生活しながら新しいことにもチャレンジし、最後の人生を楽しむことができればそれでいいのだ。
※退職半年前の記事
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