シニアからの趣味を迷っているなら
1. 外国語学習を趣味にする
2. 音楽を趣味にする
3. 旅行や写真を趣味にする
外国語学習を趣味にする
最も始めやすくいつでもどこでもできるのでこれほど身近にできる趣味は他にない。
スマホにアプリを入れて単語を覚えたり、家や車の中では声に出して発音の学習をするなどアイデア次第で時間を有効に使えるのがメリットだ。
海外旅行でも渡航先で使えばその国の文化により深く触れることができるので楽しさが倍増するのは間違いない。
音楽を趣味にする
音楽を趣味にすると言っても楽器演奏や歌うこと、作詞や作曲、音楽鑑賞やアレンジなど多岐に渡る。
若い頃経験がある人もまったくない人も60歳過ぎて音楽を趣味にすることはお勧めだ。
音楽は感情を豊かにしてくれたり、歌や楽器は体にも好影響を与えてくれ認知症予防にも効果がある。
楽譜の読み方
今まで楽譜を読んだ経験のない人にとっては、なかなか馴染めないと思うが、カラオケであれ音楽を趣味にするなら、楽譜を読んだり書いたりすることに慣れておきたい。
楽譜No1
♩=60の意味は4分音符を60のタイムスピードで演奏するという意味だが、1秒と同じ長さなので♩を1秒の長さで歌うことになる。
因みに♩=120ならその2倍の速さなので1秒間に♩が2つ進むスピードになる。
5線紙の最初に書かれているト音記号の意味は、ト音から一筆で書かれるマークなので、この音がト音だと意味している。
ト音とは日本語表記なので、おなじみのイタリア語ではソに当たる。
日本語=ハニホヘトイロ
イタリア語=ドレミファソラシド
英語=CDEFGAB
ト音記号の次に4/4と書かれている意味は、分母が4分音符、分子が個数なので、1小節に4分音符が4個分入る時間的長さを表してる。
楽譜No1の3小節目の場合は全て8分音符なので8個で4分音符4個分の長さに相当する。
4小節目は2分音符が2個で4分音符4個分と同じ長さになる。
もし3/4のように分子が3になれば、4分音符が3個の長さになり、これをワルツと呼ぶ。
楽譜No2
楽譜No2は鍵盤と楽譜の関係を示したものだが、ミとファの間、それとシとドの間は黒鍵がないのでドの位置は直ぐに発見することができる。
この音階と周波数の関係は、音叉などによる基準音のラの周波数が440Hzとした場合、1オクターブ高いラの音は880Hzになって、その間を12分割して半音階が形成されている。
そこで伝えたいのは黒鍵のあるところも黒鍵の無いところも、音程差の階段はほぼ同じ高さで構成されていると言うことだ。
基準音の440Hz前後の周波数は国やオーケストラなどによっても多少違ってくるが、趣味の歌にはさほど影響しない。
とにかく60歳過ぎてから始めて音楽を趣味にしようと思った人が、最初の入り口の知識として分かって頂ければ幸いだ。
3. 旅行や写真を趣味にする
日本国内でもまだ行ったことがなく一度は訪れたいところはたくさんある。
お金を掛けて豪華な旅行をするだけが楽しいのではない。
シニアからの旅行はお金を掛けずに自分だけの価値観で旅をするのがお勧めだ。
その土地の酒を飲みその土地の文化に触その土地の人に触れてみることだ。
せっかく旅をするなら写真に記録を残し、SNSで公開したり友人と共有し合うのも悪くはない。
写真や動画を趣味に加えて人生を楽しむことがシニアからの夢に繋がる。
昨年もカンボジアで80歳で一人旅している日本人のご婦人に出会ったが、生き生きされていて羨ましく感じた。