シニアの趣味にお勧めの簡単言語は?
最も遣り甲斐があり価値も高い語学学習は60歳から趣味にするには持ってこいだ。
どこにいてもいつでもできる趣味で時間や場所も選ばない。
例えば病院の待ち時間や通勤途中の電車内、昼休みや定年退職後の持て余した時間などこれほど時間や場所を有効活用できる趣味も他にないほどだ。
しかも将来遣りたいことへのスキルアップとしても役に立ち、声を出したり脳を働かす行為は認知症予防にも効果が期待できる。
独学できて旅行に役立つ語学学習
言語学習を趣味にする場合、世界には7,000以上の言語があるとされているが、学習者にとっては学習情報が多く学習難易度が低い言語を選びたい。
そして母国語として話されている言語人口と学習情報数の順序は比例していないことも知っておくべきだ。
言語人口が多いだけで選ぶのはのではなく、学習者の目的や能力に合わせて学習言語を選ぶのがいいだろう。
60歳から海外旅行目的の外国語学習
一番お勧めなのは海外旅行目的の外国語学習だ。
先ずは行きたい国を選んでその国の言葉を学習するのが最も効果的と言える。
言葉を学習する時、目的があるのとないのではその成果に大きく違いが出るのは周知の事実ではないだろうか。
目標は高いに越したことはないが、あまり高い目標を掲げると達成できない時に自信を失うことになりかねない。
例えば3ヶ月後に海外旅行を予定したなら、その3ヶ月を目標に学習の目標を設定するくらいから始めるのがお勧めだ。
英語が主言語の国なら英語だけでいいが、東南アジアに多い多言語国に行くならその国の言語と英語の両方を学習するのもお勧めだ。
英語は多くの国で使うことができるので使う頻度も多くなり、その国でしか使えない言語は使い捨てのようになってしまうが、その国が気に入ってリピーターとなるなら反って英語よりその国の言語に力を入れて学習するべきだ。
最低限覚えておくといい渡航先言語
一度しか行かないだろうと思っている国の言語を勉強するなら、最低限の言葉を覚えるようにする。
最低限の言葉とは一番にあいさつ、二番目に数字、三番目にホテルやショッピングで使う旅行言葉だ。
「これはいくらですか?」「ここまで行きたいのですが」「時間は何分かかりますか?」「何時までですか?」「トイレはどこですか?」「出口はどこですか?」などだ。
この場合は文字まで覚える必要はないだろう。
話し言葉を暗記するだけでいいし、要は使い捨て言語として始めて構わない。
数字も含めて100程度の言葉を暗記できれば結構楽しい旅行に繋がるだろう。
そして一度しか行かないであろう旅行国の言語を学習しながら、並行して英語を学習するのがベストだ。
英語学習は旅行から帰ってからもモチベーションを保つことができ、次の旅行でも使うことができる。