シニアは特に新型コロナウイルスを甘く見てはいけない!

内閣官房が出している新型ウイルスの集団発生防止チラシ

今日から2日間不要不急の外出は控えて下さい!

日本でも今日から二日間は不要不急の外出を控えるように呼びかける都市が増えたが、「不要不急の外出」とは日常生活に不可欠な外出以外ということのようだ。
「今のイタリアやアメリカが明日の日本だ」と言っても決して大袈裟な話しではないと考えなければならないところまできている。
一人ひとりが危機感を感じて行動しなければ防げない新型コロナウイルスの脅威だ。

※日本経済新聞サイト

2023年03月13日新型コロナウイルスの累計感染者が6億人を超えた。世界の感染者数と死者数はどのように増えてきたのか。パンデミックを地図で見る。

新型コロナウイルスに感染しないために

1 外出を控える
2 人混みを避ける
3 手指消毒用アルコールを使う
4 手洗いをマメにする

新型コロナウイルスの感染対策は概ねこの4つだろう。
マスクの着用は、どちらかと言えばウイルスの飛沫を少なくするエチケットの意味合いが強い。
なぜかマスクをしていると新型コロナウイルスに感染しないと思っている人が多いように感じるが、感染予防の観点から言えばマスクをしていても感染はすると考えていた方がよさそうだ。

一番の感染予防はウイルスに近付かないことだ。
そうは言っても仕事や生活必需品の買い物など家に閉じこもったまま生活をするのも不可能だ。
外出をするときは人混みを避けることが最もウイルス感染予防としては有効なのだが、東京都などで今週末に外出自粛要請のニュースが流れると「買いだめのためにスーパーがごった返す」というクラスターリスクの拡大に繋がってしまったようだ。

内閣官房が出している新型ウイルスの集団発生防止チラシには「密」を避けて外出しましょう!(記事上の写真)と訴えている。

手や指など人の皮膚を消毒する場合は70%以上の手指消毒用アルコールを使うが、物の表面を消毒する場合は次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっている。

石鹸で手洗いをマメに行うことが自分へのウイルス感染予防はもちろん、家族や他の人に対する感染予防のエチケットとしても重要なことだと言われている。

新型コロナウイルスの感染症状

倦怠感、発熱、咳、息苦しさなど風邪に似た症状は以前から言われていたが、一部では嘔吐、腹痛、下痢などの症状を訴えている人もいるようだ。
最近では嗅覚や味覚異常が出たと言う人も増えている。

人によって大きく異なる症状が現れたり若い人に軽症者多いようだが、共通しているのは年齢が高いほど重篤化するケースが多いと言うことだ。
私も含め60代以上の人はこのウイルスに感染しないことを最善とし、注意を怠らないようにしたいものだ。


この時期は特に花粉症などによる持病を持った人も多く、くしゃみや咳は症状が重なり感染すれば尚更厄介だ。

新型コロナウイルスとは

サーズ(SARS)やマーズ(MERS)と同じように発熱や上気道症状を伴うことがある新型のウイルスだ。
・飛沫感染
ウイルスを持っている人の咳やくしゃみ、つばなどの飛沫を受けると感染する。
・接触感染
ウイルスに触れた手で口や鼻を触ったり、目をこすると感染する。

新型コロナウイルスに感染してしまったなら治療には対症療法がとられている。
新型コロナには有効な抗ウイルス薬がないため原因療法は行えず、自然治癒力を高めるしか方法がないとも言える。

新型コロナウイルスに感染しないためにも、そしてもし感染してしまっても闘える力を強くしたいと考えるなら、規則正しい生活の中で普段から免疫力を高める努力をしておくのがよさそうだ。

しかし年齢を重ねると共に免疫力も衰えていると考えるのが一般的だろう。
年齢が高いほど死亡率も高いのがその証しだ。

高齢者と同居している人は更に注意が必要

家族が多いと感染リスクが高くなるのは家族単位の行動範囲が広がるからだ。
「若いから自分は大丈夫だ」と思っていても、家族に感染させてしまう危険性を考えた行動が必要だ。

特に高齢者と同居している場合は慎重な行動を心掛けてほしい。