GWの生活環境変化で人生の道を誤らないために!

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これまでにない状況下でのGWが迫っている!

「遊びに行けないGW」「ひとりで過ごすGW」「外出できないGW」など、今年のゴールデンウィークの過ごし方に悩んでいる人も多いはずだ。
長い休みでは10日以上家で過ごさなければならない人も少なくないだろう。

今年は五月病リスクが高くなるGW

「ゴールデンウィークは寝て過ごすから何も心配していない」と考えている人はもう一度考え直した方がいいだろう。
外に出られない状況をいいことに家の中で一週間以上もダラダラと過ごしてしまえば元に戻れなくなる可能性が高くなる。
それでなくてもゴールデンウィーク明けに離職者が増えるのは、五月病として毎年のように話題に上がるほどだ。

五月病の原因は主に生活環境の変化などがもたらすと考えられているが、これは新入社員だけに限ったことではない。
特に今年の場合は、外に出てストレスを発散することができない状況が五月病を増やす原因にもなりそうだ。

今年のゴールデンウィークこそダラダラ生活を止め、規則正しい生活を心掛けなければならないだろう。

GW生活の注意点

・起床時間を守る
起床時間を通常出勤日より1時間以上遅らせないことだ。
GW中の起床時間を予め決め守るようにすることがモチベーションの管理には大切な要素だ。
起床時間がその一日の意義を高めると言っても過言ではないほどだ。

・洗面は普段以上に念入りにする
どこにも出かけないからと疎かにしてはいけないのが朝の洗面ルーティンだ。
念入りに歯を磨き顔を洗う。
丁寧に髭を剃ったり、女性なら化粧を怠らないことだ。

・朝食を抜かない
休みだからと朝食を抜くのは感心できない。
健康な体を維持するには朝食も重要な意味を持つことを知っておくべきだ。

・リラックスタイムをつくる
朝食が終わればその日の計画を想像し、コーヒーでも飲みながらリラックスする。
新聞に目を通したり読書をするのもいいだろう。

・家の中で出来る趣味を考える
子どもがいる場合は家族単位で楽しめることを考えるのがいいだろう。
家族で料理、家族でお菓子作り、家族で楽器演奏、家族でコーラス、家族でゲーム、家族で読書、家族でものづくり、絵を書くなどだ。

・就寝時間を遅くしない
次の日が休みだからと遅くまで起きていることは生活リズムを乱す原因になる。
就寝時間は充実した翌日の準備であることを忘れてはならない。

・スマホに注意
SNSなどによるコミュニケーションには注意が必要だ。
特に連休中は、ラインなどの遣り取りによる小さなトラブルでストレスを抱えるリスクが多くなると言われている。
同僚などとの遣り取りは普段なら顔を合わすことも多く、言葉での意思疎通で勘違いされることも少ないが、絵文字などを使った短い文章のトークで思わぬトラブルを招くことが増えるそうだ。
このような連休中の対人トラブルも、五月病の原因のひとつになっている。

・YouTubeの儲け話に要注意
ユーチューバーの中には簡単に楽しみながらお金が稼げるといった内容の動画を投稿している人も少なくない。
中にはそのためのノウハウを売っている人も見かけるが、ユーチューバーにしてもブロガーにしても決して簡単にお金が稼げるようなことはあり得ない。
サラリーマンの方がよほど堅実でリスクも少ないことは言うまでもないが、最近そのような動画にハマって道を誤る人が増えている。

・運動不足もストレスの原因になる
年齢が高くなるほど運動不足が健康に及ぼすリスクを高くする。
筋トレなど意識して家の中で体を動かすことも重要だ。

・適度な日光浴が免疫力を上げる
晴れた日には庭やベランダに出て、適度に太陽の光を浴びることでビタミンDの生成が促される。
紫外線の浴び過ぎには肌の老化など健康被害の原因にもなり、紫外線の適度とは季節や紫外線を受ける肌の面積、地域差なども大きいがあまり神経質にならなくてもいいだろう。
この季節だと30分程度で充分なようだ。

外出制限されたGWは簡単ではない

ゴールデンウィークに入るまでに計画を立て連休中にやりたいことを探しておくといいだろう。
今回のGWで最も大変だと感じるのが「外出を控える」という規制だ。
外出を控え家で一週間以上も過ごすことは、誰もが考えている以上に難しいと言わざるを得ない。

これまでも書いてきたが思いやりや感謝の言葉が家族を円満にし、規則正しい生活が五月病や孤独ストレスを軽減してくれることは間違いない。

何とか誰もがこの規制されたGWを乗り切り、感染リスクのない平常な生活ができる日本に戻ってほしいと願うばかりだ。