定年退職して第二の人生が始まったが、定年退職したらこれだけはしたいと思っていた一つが旅行だ。
それも1泊とか2泊ではなく日数を気にせずに行く旅行をしたいのだ。
今回この旅行計画を練っているのだが、退職後に送別会までしていただいた会社の先輩方を2名お誘いしている。
お誘いしたきっかけはその送別会で「退職したら旅行に行こう」と話しが出ていたからだ。
在職中は上司でもあり会社の重役だった方たちだが、退職されているので唯の友だちだと考えていれば気を遣うこともないだろう。
ソウル旅行計画
・旅行同行者(随行ではない)計4名までとする
この人数には理由がある。
これより人数が増えると幹事をしなければならない私の負担が増えるのが一番の理由なのだが、もう一つの理由は旅行の目的から離れていく可能性が大きくなると考えるからだ。
楽しい旅行をしたいのなら価値観の同じ人と行くのが鉄則だ。
気の合った友人と行く旅行は楽しいが、気を使わなくてはならない会社の上司と行く旅行が楽しいはずはない。
・韓国旅行にした私の目的
この韓国旅行で私の目的としているのは韓国文化に触れる事だが、特には韓国語に触れる体験をしたいと考えている。
この目的を外したくないので私が幹事をするのだから、お誘いした同行者にも理解を求める事になる。
大げさな言い方に感じるだろうが今から行う旅行打ち合わせで、その目的理解を促すのに少し苦戦する恐れを感じている。
何故なら韓国語に触れると言うことは日本語からは遠ざかりたいのだから、ホテルも観光地も食堂やレストランも日本語の通じないところを敢えて選ぶことになるのだ。
その結果ホテルやレストランも一流とか高級と言った言葉の付くところからはかけ離れていくのを分かって頂くことになる。
韓国の大都市ソウルで、ましてや日本語の通じないホテルを探すのだからホテルランクもかなり下げることになる。
そんな私の作る旅行プランに、今は唯のおじいさんとは言え在職中は会社の重役だった人たちを納得させなければならないのだ。
私と違い金銭的にも余裕があり決しておとなしいとは言えない、どちらかと言えば自己主張の強い方々に理解を得る必要があるのだ。
・できる限りタクシーは使わない
パッケージツアーで行くわけではないので添乗員も付かないが、地下鉄や徒歩移動を多くすることで道を聞いたりしながら人と触れ合う体験も多くしたいと考えている。
タクシーを使うメリットは楽に確実に目的地へ移動できることなのだろうが、そのデメリットは料金が高いだけではなくおそらく土地勘が身に付かないことだ。
地下鉄や徒歩は路線図や地図を頼ることになるので嫌でも土地勘だけは身についてくる。
・世界文化遺産見学で歴史に触れる
近郊の水原華城を含めるとソウルには四つのユネスコ世界文化遺産がある。
コロンブスがアメリカ大陸に到達する前、日本で言えば室町時代から明治まで五〇〇年続いた朝鮮王朝の歴史的文化遺産を巡り同行者を案内しようと思っている。
・事前調査
個人旅行の企画をして幹事をするとなるとそのための時間を作り調査とシュミレーションをしなくてはならない。
とは言ってもインターネットで調べるだけのことなのだが、グーグルマップなどもログインして入れば行きたい場所なども保存できるので大変重宝する。
デバイスが変わっても表示されるので、レンタルのWiFiルーターを持って行けば、旅先でも行きたい場所がすぐに検索できてスマホナビとしても使用できる。
・経過
この旅行が計画通りに私の思っているように実行されるのか、若しくは大きな変更を余儀なくされるのか、このブログを通して公開していこうと思う。