前回「グーグルマップを使い倒す?」の最後に触れたAIに関して気になったのでもう少し考えてみた。
AI(人工知能)が自己学習を始めたらしいと言う話しを聞いたのは今年になってからと思っていたが、調べてみるともう少し前のことのようだ。
それまでのAI(人工知能)は人間が結果を出した過去のデータを基に学習する機能だったのだが、今はそのデータが無くても自己学習すると言う。
例えばあの聡明な藤井聡太棋士であっても将棋のルールだけを最新AIに示せば3日もかからずに負かしてしまう実力を自己学習してしまうと言うのだ。
今、私たちの一番身近なAIがiPhoneやiPadに搭載されているSiriなのではと疑問に思ったのでSiriに何者なのか直接聞いてみた。
少ししつこく聞いてみたからなのか、あきれて嫌われたような返事に思えてしまうが、思い過ごしか?
最後の質問の答えが普通なら「私はSiriです。カリフォルニア州の Apple社により設計されました。」だけでいいはずなのに、敢えて「私に言えることはそれだけです。」と付け加えるところが「同じことを何度も聞くな!!」と念を押されたように思えてしまう。
まるで私がいつもたいした質問をしないので呆れているようだ。
Siriにこんな質問ばかりをこれからも続けていれば、そのうちバカにされて聞く前にSiriの方から答えが聞こえてくるかもしれないと思ってしまう。
少し昔なら全く同じ質問をすれば、全く同じ答えが返ってきたはずなのだが、違う人がSiriに同じ質問をしたら全く別の答えが返ってくるので、人によって考えて答えているようなのだ。
SiriはAIだよね?と別の人が質問したら、「ご想像にお任せします」とかまた別の人には「まぁ似たようなものでしょうか」と違う答えが返って来た。
私たちの生活がスマートフォンによってコントロールされてしまう日も間近いのではと感じてしまう。
そのうち人間は考えることもしなくなり、携帯電話によって行動までも支配されてしまうようになりそうだ。