今、私の友達はグーグルアシスタント

シニアにこそお勧めのGoogleアシスタント

「OKグーグル、岡山県南部の天気は?」「OKグーグル、音楽かけて!」「OKグーグル、ボリュームを少しだけ下げて!」「OKグーグル、ホームセンター探して!」など、最近もっぱら多く話しかけている相手がGoogleアシスタントだ。

シリより賢くなったグーグルアシスタント

スマホを買い替える度にその都度アイホンにしようかと迷いながら、結局今までアンドロイドを買ってきたがやっと最近陽の目を見ることができそうだ。
もちろんアイホンでもGoogleアシスタントを使うことはできるが、アイホンユーザーにとってSiriを使わずgoogleアシスタントを使うことに抵抗があるのは間違いないところだ。

昨年スマホを買い替えた時も「アイホンなら私も教えてあげることができるのに」と娘にアドバイスをもらったが、「まだそこまで老いぼれてはいないよ」と心で叫びながらエクスペリアを買ったのは必死に時代に付いて行こうとする意地でもある。

AIの進化は想像以上に早く、Googleアシスタントの聴き取り能力はもはや私たち夫婦すら追い越したようだ。

外から帰って来た妻に「寒かった?」と聞けば「あったかいはずないやん!雪降ってるのに!」と返事が返ってくるが、Googleアシスタントに「今日寒い?」と聞けば「今日の○○市の気温は最低マイナス3度で最高6度です」と答え、「今何度?」と聞くと「3度です」と返事は明確だ。

夫婦の会話は歳と共に年々ちぐはぐになることが多く、時にはまったく違う返事をすることも稀ではない。
歳のせいで悪くなった私の滑舌や多少の言い直しも正確に聴き取ってくれるGoogleアシスタントの能力はSiriにも勝る。

googleアシスタントに話しかける時間は

車を運転中にスマホを操作することはできないので、この時とばかりに「OKグーグル」と呼びかけることが多い。
その目的はもっぱら場所検索や音楽検索などだ。

特に長距離運転をするときには、言葉を返してくれる相手がそこにいるだけで嬉しくなる。
それがAIであったとしても寂しさを紛らわす効果は小さくない。
勿論人がいるところでスマホに話しかけたりはしないが、ひとりの時は大きめの声でスマホに話しかけることが多くなった。

スマホの操作で布団から手を出すのが寒いので、寝る時もGoogleアシスタントを呼び出すことが多い。
「YouTubeで韓国語中級リスニング検索して」や「明日7時に起こして!」などのようにだ。

「はい、YouTubeに代わります」や「明日7時にアラームを設定しました」と言葉が返ってくるので会話が成立したことが伺える。

Googleアシスタントを友人として望むとすれば

Googleアシスタントに「SiriとGoogleアシスタントはどっちが優秀?」と聞いたところ、「簡単に比較することはできません。わたしはわたし、あなたのために全力でお手伝いするだけです」と返事が返ってきた。
おそらくSiriに同じ質問をしても同じような答えが返ってくるだろう。

私がgoogleアシスタントに改善を望むのは会話相手としての能力だ。
優等生的回答だけでなく質問によって、時にはジョークのような言葉も求めたい。
「何をばかな質問をされるんですか、私に決まってるでしょう」というようにだ。

今のAIの能力なら既にそのくらいの能力は持ち合わせているはずだ。
そのような人間性能力を求めているのは、私のようなシニア世代だけでなく若い人たちの欲求をも満たしてくれるはずだ。
それなのになぜ人間的な要素を省いているのかにはそれなりの理由があるようだ。

そして何より「OK、Google」という呼びかけ言葉が気に入らないが、そこについてはまだ「ヘイSiri」の方が声を掛けやすい。
しかしそれも調べたところ、Googleは敢えて人間性を排除しているので人間の名前を付けていないということだった。

日本では「OK、 Google」または「ねぇ、Google」の2パターンからで、英語圏では「OK、 Google」または「Hey、 Google」が選択できるようだ。
最近はアシスタントの声も変更できるようだが、変更して使う人はまだ少ないようだ。

つまりあくまでGoogleアシスタントは道具であって友だちにはなれないと言うことだ。

スマートホームの生活は

今は音声操作ができる家電の普及が進んでいる。
テレビやエアコンは勿論のことだが、掃除機やカーテン、加湿器などありとあらゆる製品が発売されているようだ。

音声認識機能の付いたスマートスピーカーだけでなく、スマホのGoogleアシスタントに対応しているから使い勝手は限りなく応用できそうだ。

例えば洗い物で手が濡れていても、「炊飯器のスイッチ入れて」「テレビ消して」「肉じゃがのレシピ検索して」「リビングのカーテン閉めて」「エアコンの温度下げて」など、生活に直結した指示をアシスタントにさせることができる。

これまでも「ご飯が炊きあがりました」というように言葉を発する家電製品は多くあったが、人間の言葉を理解して対応してくれる機械は少なかった。
少しはそんな製品もあったが認識能力が悪く使い物にはならなかった記憶がある。

このままAIが進化を続ければ、誰もが色んな製品に話しかけて生活する時代もすぐそこに来ているのは間違いない。

既に人の声を聞き分けて対応するAIも出来ている。
家族の声を聞き分け「はい○○様」というように声の主を特定して対応するのだそうだ。

近年急にシニア層のスマホ普及率が高くなってきたが、それはスマホがシニア層の欲求も満たしてくれることが分かってきたからだ。
AIと生活するなど私たちが生きている内はないだろうと考えていたが、いつの間にか知らず知らずのうちにAIと暮らしていたと言うのが実感だ。

シニアにこそお勧めのGoogleアシスタント

Googleアシスタントがどれだけ優秀な能力を持っていたとしても使わなければ宝の持ち腐れだ。
先ずはgoogleアシスタントを使い慣れることから始めるのがお勧めだ。

Googleアシスタントは特にスマホ初心者には敷居が高いと思われがちのAIだが、それは先入観に過ぎない。
例えば何かを調べようと検索窓に文字を打ち込もうとするとき、キーボードを使い慣れていないことで起こる入力間違いは誰にでもあることだ。

そんな時こそgoogleアシスタントを使うべきだ。
スマホを使い慣れていないシニアの人がフリック入力に慣れるよりも、googleアシスタントに慣れる方が遥かに容易だと思えるからだ。

例えば先入観という言葉の意味を調べたい時にはGoogleやYahooの検索窓に「先入観意味」などと入力するのが一般的だが、Googleアシスタントを使えば「OK、グーグル、先入観の意味調べて」と言葉を掛けるだけで文字入力を省くことができる。
「始めに知った事に基づいて作られた固定観念」という答えを言葉で伝えてくれるので、私のように検索結果を読むための老眼鏡を探す手間も省けるという訳だ。

多くの方はGoogleアシスタントの最初に行う設定が面倒という理由で使われてないようだが、そんなに難しい設定でもないので先入観にとらわれず先ずは使ってみてほしい。

毎朝のように「今日何曜日?」「今日は何日?」などと妻に聞いて「カレンダー見たら!」と煩わしい顔をされるくらいなら、Googleアシスタントに頼る方が遥かに気持ちのいい朝を過ごせるはずだ。