幸せになるコツはありふれた日常の中に隠れていた!

幸せになるコツはどこにある?

人は自分が幸せだと思わないといつまでたっても幸せにはなれない。
多くの人が自ら幸せを遠ざけているように思えてならないのは、不安や心配ばかりを意識して生活している人が多いからだ。

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【自宅でできる人間ドック】

幸せを実感できる時間を増やす

「今日は楽しかった」と思える日を増やすことは、言い換えれば時間の価値を高めたことになるのではないだろうか。
朝起きて今日の行動を確認するとき楽しい一日になるのかは分からないが、楽しい一日になるよう心掛け時間を大切に使おうと考えることは大切だ。

何事もいやいやするのではなく何とか楽しい時間にならないか意識をするだけでもいいし、一人でも多くの人の笑顔を見ようと意識してもいい。
人を笑顔にしたいなら自分も笑顔でなければならないし、それを幸せ感だと自覚することも大切だ。

世間に溢れている不幸せ情報に惑わされない

例えばインターネットで「老後」と検索すれば、老後資金は年金以外に2千万円必要とか老後破産や年金炎上など不安を煽る言葉しか目に入らない。
テレビでもワイドショーなどで事故や事件を扱う番組が多く、世間話でも自分の幸せをアピールするような話題は控えるばかりか他人の噂を聞くことの方が多い。

そのような多くのネガティブ思考に繋がる情報ばかりを頭に入れると常に不安が心の中に常駐することになり、幸せ感を遮る盾にしかならない。
幸せ感を呼び寄せようと思うなら不安情報を遮るか信じないことが重要なのではないだろうか。

毎日幸せだと感じながら生きることが更に幸せを呼び寄せるのだ。

人と関わることで楽しめそうだと期待してはいけない

楽しいと思える日にするには楽しいと思えることをするのが手っ取り早いが、楽しくなると思ってしたことが裏目に出ることも少なくない。
例えば「友人を誘ってバーベキューを楽しもうとしたが、結局準備や片付け、肉を焼いたり接待に気を使い話もできずに楽しくはならなかった」と言ったことはよくあることだ。

何故そうなったのか考えて見ると、人が絡むことで自分の思い描いていたストーリーにはならなかったからだ。
「バーベキューをしよう」と誘った時は準備も片付けも手伝ってもらえるだろうと勝手に期待していたが、参加者が「仕事でおそくなる」などの理由で期待が外れたのだ。

思い通りにできれば楽しく感じ、思い通りにできなければ楽しくは感じないだろう。
そこで人と関わることに関しては最初から期待しないことだ。
バーベキューを計画したならホストに徹し、招いた客を喜ばすことだけを考えていれば期待を裏切られることもないだろう。

人を幸せにしてこそ自分も幸せになれると思え

楽しめると思った期待が裏切られれば幸せ感など味わえないが、最初から自分の楽しみは期待をせずに人を楽しませてあげようと考えていて達成できたときは嬉しい気持ちになれる。
いつも誰かに愚痴を言っている人は自分が幸せだとは感じていないが、その愚痴をいつも聴いてあげている人の方が負のエネルギーを受け取っているにもかかわらず幸せ度は高い。
それは悩みを聴くことによって相手の幸せを願っているからだ。

人は他人から見ればどれだけ幸せであろうと自分が感じていなければ幸せではない。
いつも悩みや不満を胸に抱えイライラして情緒も安定していなければ幸せとは言えないのだ。
いくら貧乏で欲しい物も買えず旅行に行けなくても、自身が日々の生活を楽しんで笑顔で暮らすことができればそれこそが幸せだといっていい。

自分だけで解決できる日常的なことを目標にする

朝起きて今日を楽しく過ごしたいなら自分一人でできることを目標にしてみては如何だろう。

例えば掃除や料理、仕事でもいい。
今日はこの部屋を掃除しようと決め実行すれば、その日の目標を達成したことになり楽しかったと感じるはずだ。

毎日朝起きて小さなことを目標にし、寝る前に達成できた喜びと充実感を味わうのだ。
今日は一万歩は歩くとか今日は玉ねぎの収穫をする、今日はトイレ掃除をする、今日は買い物に行くなど、いつも日常的にやっているありふれたことを目標にして楽しむのだ。

日常の出来事など目標にしてもと思われるかも知れないが、日常だからこそ少し意識を変えて楽しむべきだと考えなければ楽しめることが少なくなるからだ。
旅行に行ったりコンサートを聴きに出かけたりといった非日常的なことが楽しいのは、心がウキウキしてテンションが上がるからに相違ないだろう。
しかし非日常というだけあって日常的な出来事と比較すればその頻度は僅かだ。

ありふれた日常を非日常化する

したくてしている訳じゃないが仕方なくやっている日常的なことは誰にでもあるはずだ。
例えば毎朝眠いのに家族より早く起きて弁当を作ったり、毎週土曜日の午前中は部屋の掃除をすることに決めているなどだ。
ほとんどの場合それらは片付け仕事になっているので楽しいはずもなく、「何とか少しでも早く終わらせたい」と思いながらやっているはずだ。
そのような日常的行為に、少しだけ時間と頭を使って非日常化してみてはどうかといった提案だ。

弁当作りを少し非日常化したいなら、いつもより彩りを鮮やかになるよう工夫するとか、冷めても美味しい味を追求したり、弁当作りに25分掛かっていたなら時間短縮を追求するなど、時にはクラシック音楽を聴きながら弁当作りをするのも日常的ではなくなるかも知れない。

週一度の掃除なら思い切って毎回模様替えをしてみるとか、いつもなら適当にしていた掃除を徹底的にやってみるなどで非日常化を演出することができないだろうか。
そして夜寝る前に今日一日ウキウキすることがあったか思い出してほしいのだ。

自分以外の人を巻き込んで幸せを実感する

一般的には誰もが何の変哲もない日常を送っている。
出勤までの朝の時間は家事や子どもの世話に追われたり、会社では忙しく働いて退社後はビールを飲むなど少しくつろいで毎日がいつもと同じように終わっていく。
たまの休日にスポーツ観戦をしたりドライブに出かけては非日常を楽しむのが唯一の贅沢になっていたりする。

どうせ何の変哲もない日常を送るなら、少し意識して日常を楽しむことができればいいのだ。
あくまで自分がウキウキして楽しい日々になるよう意識するのだが、その結果自分以外の人にも影響を及ぼし楽しさが伝われば更に幸せ度は増すだろう。

朝の家事も自分が楽しんでできる工夫をすれば、結果的に家族に喜ばれ幸福感を得ることに繋がるし、上司から誘われたボランティアも自分が楽しめてこそ周りを幸せに導くことになる。
心に負担を感じて行くボランティアがボランティアと言えない理由は、自分が幸せと感じない行為が人を幸せにはできないからだ。
会社の仕事も同じで、自分が楽しめてなければ周りの同僚やお客様にも負の連鎖を及ぼしかねないが、楽しんで仕事ができていれば周囲を巻き込んで幸せが伝わっていくだろう。

楽しさを増して幸せをつかむ

毎日のありふれた家事も楽しいと思えるように、ほんの少し変化を持たせ非日常化していくことで日々の楽しさは何倍にも膨らむ。
楽しいことが多くなれば必然的に笑顔も増え、幸せ度が増していくのは言うまでもない。

「ありふれた日常を少し考え方を変えて楽しむようにする」と文章にすれば簡単だが、実際はそう容易い事ではないだろう。
しかしそのくらいで幸せになれるなら日々意識して楽しさを追求してみるのも悪くはない。

幸せになるコツは、そんなありふれた日常の中に隠れていると信じたい。

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