脳、神経、筋肉を同調させるフィジカルトレーニング

先日テレビ番組で手拍子しながら歌うだけで認知症が改善されたと放映されていたが、それに比べれば私がお勧めしているリズム脳トレはかなり難しいと思われる。
その分、脳も使うので60代から始めても単純ではないので面白く継続できる。

これまで「ポリリズム編」と「パラディドル編」をご紹介したが、今回は「シャッフルフィル編」と題して説明したいと思う。
シャッフルとは跳ねるような3連系のリズムパターンで、文字で書くと「タッタタッタタッタタッタ」となる。
フィルとはドラムで言う「おかず」のことで決まりはないがそのリズムに合ったフィーリング(直観的)なリズムのことを言い、よく使われるフィルインとはフレーズの最後の小説などを、この直観的なおかずで埋めることを意味している。

 左 右 /  右 左

スティックを持てばそのままドラムのトレーニングとして通用するが、脳や神経、筋肉にも刺激を与えるので、フィジカルトレーニングとしても効果の高い脳トレプラスと言える。

先ずはいつものようにスマホのメトロノームを♩=90に合わせ3/4拍子にして、ゆっくり膝を叩く。
手順は  左 右 /  右 左 の繰り返しだが、小節の最初の音にアクセントを付けるので難しくなる。
アクセントは右と左、交互にやってくるので反復すると脳と神経がついてこない。
特に意識をメトロノームの音に合わそうと集中すると手を交互に動かす事すら難しく感じてくる。
何度も訓練して徐々に脳と神経、筋肉が同調されてくる。

 左 左 /  左 左

次は同じテンポで手順だけを変えて、  左 左 /  左 左 を繰り返す。
これも最初の音にアクセントを付けるが、右だけにアクセントが付くことになるので先ほどのトレーニングより簡単に出来るだろう。
ただ、手順が右1回に対して左2回になるので、リズムの正確性に難儀すると思われる。

右 右  / 右 右 

次も同じテンポで手順を変えて 右 右  / 右 右  を繰り返す。
このリズムではアクセントを小節の最後の音(左)に付けるようにする事によって難易度が格段にアップする。
先ほどの訓練とさほど違いはないが、アクセントを変えただけでメトロノームとアクセントが合わなくなり、脳が混乱する。

図4

これまでの3つのパターンができるようになれば、♩=90のまま、4/4拍子に変えて1拍の中で3つの音を出すようにする。
要は速さを3倍にすることになるので、そう簡単にはできないだろう。
できない場合は♩=60程度でやってみると難易度はかなり下がるので試してほしい。

文章では伝わりにくいので動画をご覧頂きたい。