60歳からの老化防止ダイエット結果報告

Christian NortheによるPixabayからの画像

62歳しつこいポッコリお腹解消老化防止

健康診断の20日前から始めた筋トレが効果を表すのはいつのことなのか。
健康診断で「再検」と言う文字を見たくないから始めたがまだその結果も返ってきてはいない。

30日目でやっと筋トレ効果が見えた

健康診断までの20日間で何とかポッコリお腹を解消できないかと思って始めた筋トレだったが、結局目的を果たすことはできなかった。
体重、体脂肪率、体型など何一つ変わったと自覚できることはなくガッカリしたが、考えて見ればたった20日間で体型が大きく変わるくらいなら誰でもやっているだろう。

せっかくだからとその後も継続してみた30日目、ゴルフウェアとして買ったお気に入りのズボンを久しぶりにはいてみたのだが、このズボンがはけたとき30日間行ってきた筋トレの効果がやっと実感できた瞬間だった。
このズボンを購入した4年ほど前は当然ベストフィットしていて気に入っていたが、一年ほどでウエストが合わなくなりはけなくなったものの捨てずに置いていたものだ。

筋トレを始める前にせめてこのズボンがはけるようになることを念頭に置いていたから一つの目標には達したことになる。
おそらく4センチ以上腹回りが小さくなっているはずだ。
ここ数日外出することがなくゴムでウエストを止める短パンしかはいていなかったせいで気が付かなかったようだ。

体型と体重や体脂肪は関係ない?

その日の夜も体重計に乗ってみると体重も体脂肪率もまったく変わっていないのが疑問だった。
筋トレによって筋肉量が増え体型が変化しているのに体重が変わっていないのは理解できるが、体脂肪率にも変化がないのは納得がいかない。

そこでその理由を探ってみると、家庭にある体重計に付属している体脂肪率を測定する機能はその時の体の水分量によって変動しやすく、正確な体脂肪率を測定するのは難しいようだ。
私のように夕食後2時間以内の入浴前に測定するのは特に変動幅も大きいようで、少しでも正確な数値を出そうとするなら朝食前がいいらしい。

男性の場合は落ちやすいと言われている内臓脂肪だけが落ちて増えた筋肉量と等しく、一度付けば落としにくいと言われる皮下脂肪はまったく減っていないのかも知れない。

あくまでダイエットの目的は健康維持のためなので、生活習慣病と深い関係がある内臓脂肪が落ちればそれでいいが、今のところ体脂肪率なりBMIの数値でしか判断ができないのがじれったいところだ。

BMIの数値を下げようと思うと身長を変えることはできないため、どうしても体重を落とさなければならない。
私の場合では適正体重にしようと思うと6Kg減量となる。

これだけはやりたくない失敗例の多いダイエット

朝食を抜いたり過度の食事制限、それにサプリメントや薬に頼るダイエットはしたくない。
健康維持を目的にするダイエットには適していないと考えるからだが、リバウンドしてしまえば苦労してダイエットを成功させても意味をなくすと思えるからだ。

あの有名なライザップでもダイエットの成功例は素晴らしいが、リバウンドしていると思える有名人も少なくないようだ。
そのリバウンドの原因は過度の食事制限だと思えてならない。
トレーナーにしてみればカロリー計算された食事制限であってもダイエッターが継続できなければリバウンドするのは目に見えているからだ。

そのため食事制限は継続できることが条件になるだろうから、摂取カロリー量はそんなに変えずに糖質のみを少し減らし、血糖値を急に上げない食事順序を意識している。
朝食は野菜を多めに摂り、夕食も糖質の少ない肉類を多く摂りたいところだ。

変更しながら継続しているトレーニング内容

・フロントブリッジ
プランクとも呼ばれている体幹を鍛えるトレーニングだが、腹筋に負荷が掛かるので内臓脂肪を減らす効果も期待できる。
昨日は1分半プランクして休憩30秒を挟み3回繰り返したが60歳から行うにしてはかなりハードと思えるのは、これまで筋トレの経験もなく体を動かすことに慣れていないからなのかも知れない。
これを午前と午後に2回行った。

・腕立て伏せ
肩幅より広めに腕を開いて20回を15秒休憩を挟んで3回プランクの後に行った。
これは胸の肉が下がり胸の下にシワができていたのを解消するためのトレーニングのつもりだ。
60歳になるまでは気にもならなかったが、入浴中に鏡を見るとこのシワが老化していく前兆のように思えたからだ。

・スクワット
その後スクワットを25回したが最後の5回はスピードアップして行った。
これが私の限界回数だ。

・ウォーキング
無酸素運動と有酸素運動を繰り返し行うのが効果的と聞いたので今日はスクワットの後すぐにウォーキングをした。
2.4キロメートルを30分で歩いたが疲労感は大きい。

この30日をこれと同じ内容でトレーニングしたわけではなく、少しずつトレーニング内容や時間を変えていった結果だ。
しかも毎日欠かさずしたのではなく、やはり出かけた日はできないので休んだ日も何日かあるが意識して行うように心掛けている。

腹筋を割りたい訳でもマッチョな体になりたい訳でもない

ダイエットの目的が健康維持とは言っているが、本音は体が老化するのを遅らせるためでもある。
私が50代の頃、60代で健康オタクの友人を見て笑っていたが今は私が笑われている。
しかし今から腹筋を割りたい訳でもマッチョな体になりたい訳ではない。

何もせず成り行きに任せておくと老化は加速し、体力も気力も急降下してしまいそうだからだ。
私の場合、急降下に向かう折れ点が62歳だったと自覚したのは、前立腺の不調や呼吸器系の不具合だった。

誰でも元気な時は健康のことなど考えもしないのが普通だ。
どこか悪くなって初めて健康の大切さに気が付くといっていい。
しかも60歳過ぎていれば病気がそのまま老化に直結していると言って間違いなさそうだ。