やる気の管理


60歳からのモチベーション管理

あえて日本語のタイトルにしたが最近は会社などにも取り入れられているモチベーションマネジメントのことだ。
この言葉が何かと言えば、企業で生産性を上げるために使われる言葉なのだが、要は従業員のやる気や意欲を高めて売り上げを伸ばそうとするための機能や管理を意味している。

定年退職して自由な時間を手に入れたものの、毎日をぐうたらに過ごすほどしんどいこともあるまい。
何の目標も計画もなく毎日をだらだらと送ることも大変難儀なのだということは退職して半年までに実感できることだ。

やはり人間は忙しくしている方が、心身共健康でいられるのだろうかと考えてしまう。
そこで思うことがこのやる気の管理なのだ。
このやる気の管理を自己完結でやらなければならないのだが、はたしてその効果的方法を見つける事ができるのかが問題になる。

このブログでは何度も書いているが、三日坊主優柔不断と自覚している私の悪癖を打ち砕くほどの方法でなければ灯台下暗しになりかねない。
この数日間をその最も有効な方法を探すために情報収集や勉強に充ててみた。

その結果をまとめてみた。
・目標の設定
長年営業で生きてきた人間にとって今更何を言ってると罵倒されそうだが、反省も含めてこの目標設定を考えてみたのだ。
何十年と営業をしてきたが思い出してみると、この何度となく設定された目標を達成できたのはその内の何パーセントぐらいだろうと考えた。
あまりにも少ないのではないだろうかと反省してしまうが、その理由は一つではないことが容易に判断できる。
一生懸命さに欠けることも大きな理由だが、その中には自分で決めた目標ではないから面白くないと言ったエゴイスティックな気持ちが見えてくる。
そう考えると目標設定とは常に達成できることが条件だと思えてくる。

・動機付け
目標が常に達成できるということは、言いかえればこれほど楽しくて充実感に満たされることは他にないと想像できる。
この充実感こそが動機付けになっていく。
本来動機付けとはモチベーション維持のことで、企業であるなら上司と部下が双方向で行うコミュニケーションなどの事を言うのだろうが、定年退職者の場合は自己完結型でなければならない。

・組織化
在職中にはマネージメント業務も経験したが、この組織化ほど難しいと思えることは他にないくらいだ。
目標設定が決まればその数字を組織として理解し、戦略や人材に溶かし込まなければならない、会議などでも理解できている人がいたのかすら疑問に思えてくる。
落とし込むではなく溶かしこむとあえて書いたが、目標が達成できない大きな理由がそこにあり、楽しくなく苦しいだけの目標が出来上がっていったと思えるのだ。
組織化できないと思い込んでいる私は、自分が今理解できる目標を設定し溶け込ませようと考えている。

実際自分の目標を設定し、動機付けして溶け込ませてみる。
趣味の範囲で書いているこの「実践60歳からの人生設計」と「リフォーム情報人気ブログ」やYouTube動画に目標を設定してみることにした。
ブログの場合はPV数(ページビュー)で目標を設定することができる。
ありがたいことにグーグルのアナリティクスやこのサイトを作っているワードプレスのJETPACKというプラグインがグラフ化までしてくれるから達成率確認は一瞬で確認できる。
ユーチューブ動画もアナリティクスで再生時間などが一目瞭然だから戦略も立てやすい。

自己分析するまでもなく障害になる悪癖は重々承知なので、動機付けに力を入れてこだわることが重要だと考えている。
・先ずは楽しくないと意味がない。
楽しくするには目標達成出来る事を一生懸命取り組み想像するのだ。
・新しく挑戦することを考え、行動実践する。
趣味の範囲ではなくやらなくてはならない事として捉えてみる。
・確認を怠らない。
毎朝数字の確認と行動の確認を怠らないことだ。