韓国の首都ソウルに4泊5日の旅行を計画してプランを立てているため、旅行前に今の韓国事情を調べている。
前回ソウルに行ったのはもう20年近く前になるので、変わっていることも多いだろうと思ってNETで調べてみた。
・韓国の物価が倍以上になっている事に驚いた
以前行った頃と比べると物価はかなり上昇しているようだ。
確か地下鉄は500ウォンでほぼ市内全域は移動できたように記憶しているし、食事もこんなに高くはなかったように思う。
上がったとは言え地下鉄やバス、タクシーなどはまだまだ日本より遥かに安い印象だが、食事は日本と大して変わらないのではないだろうか。
以前行った頃は自動販売機の管ジュース類も500ウォンだったはずだ。
当時梨泰院の食堂でビールや焼酎を注文すると他の地区より1000ウォン高かったのを思い出すが、それは今も変わっていないようだ。
当時梨泰院にはアメリカ人や日本人などの外国人が多く、そういった人相手の商売をしている店が多いのでソウルの中でも物価は最も高い方だった。
昔韓国によく行っていた頃は、特にチャミスル(小瓶の焼酎360ml)の値段を見てその店が高いか安いか見当を付けていた。
現在スーパーなどの小売り店で1000ウォン程度のチャミスルが梨泰院の焼肉屋などでは5000ウォンで出されているが、新村や梨大の食堂では3000ウォンから高くても4000ウォンになっている。
ソウルの中でも新村や梨大の食堂が安いのはやはり学生が多いからなのだろう。
小瓶とは言え焼酎が1本1000ウォンと言うのは安いと思うが、調理を必要としない焼酎の利益率が調理を必要とする焼肉などの料理にも当てはまるので、5000ウォンで焼酎を提供している店が如何に高いか想像できる。
なぜ私が焼酎の値段で飲食店の値段基準にしているのかと言うと、ソウルで焼酎と言えばほとんどと言っていいほどチャミスル(青い小瓶のソジュ)だからだ。
昔からビールもほとんど同じ値段なのだが、OBビールやカス、ハイトなど多くの銘柄があり最近は外国産のビールも増えているようなのだ。
特に牛肉カルビなどの焼き肉は、日本より高いのではないかと思えるほど値段が上がっている。
これでは味は良くないがが値段が安いからと妥協することもできない。
但馬牛に勝る牛肉は無いと思っているのに、韓国まで来て高い韓国牛を食べることもないような気がする。
行った方のレビューを見ても、肉を食べるならサムギョプサルやタッカルビの方が安くて納得できる味の店が多いように感じる。
韓国一の繁華街、明洞(ミョンドン)の飲食店が出す焼酎の値段は4000ウォンから5000ウォンが多く高いと言えるが、有名店も多いので多少高くても計画的に狙って行くならいいと思う。
シャンプーなどの日用品も近年更に高くなっているようで、日本より物価が安い国と思っていた韓国だが、今は日本の田舎より高くなっているようだ。
値段が上がっていても日本よりは安いと思えるのが乗り物や、観光地の入園料などであった。
ホテルは一人で一部屋使うなら日本と同じくらいの予算が必要だが、ツインで二人なら割安だと思う。
今回調べた方法は韓国旅行「コネスト」など複数のサイトから飲食店のメニューまでたどり着けるところからデータを拾って感じたことだ。