スマホ発売10年でスマホ認知症が問題に!

スマホ認知症がアルツハイマー型認知症を誘発する

現在スマホは私たちの生活の一部に入り込んでいるが、世にスマホが出てきてまだ10年そこそこだ。
そして一日に何時間もスマホを見ている人が増えている。

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スマホ認知症とは

スマホ認知症とはスマホの使い過ぎで起こる病気で、物忘れや不安、情緒の乱れやうつなどの症状があるようだ。
スマホを一日に何時間も使い、脳がストレスから解放されないのが原因だ。

物忘れは誰でもあるが、スマホ認知症の物忘れとは極めて大切なことを忘れることだという。
例えば大切なお客様との約束であったり自分が主催する会議の時間など、忘れることがあり得ないほど重要な事柄だ。
そして不安が付きまとったり落ち着かない気持ちに悩まされる。

脳がなぜストレスを受けるのかと言えば、ゲームやSNS、ナビやライントークなどで常に脳が緊張している状態になるからだ。
それだけでもストレスになるが、特にゲームの途中にライン着信があるなど脳の切り替えが激しくなるほどストレスも大きくなるというのだ。

そのように複数のことを同時に熟すといった行為をマルチタスクと言うが、パソコンが得意とするマルチタスクは人間の脳は苦手らしい。
テレビを見ながらラインをするとかナビを見ながら歩くといったナガラ行為のことだ。

スマホで脳が受けるストレスとは

ゲームは勿論脳は緊張感にさらされるが、ライントークも相手がいる以上ストレスの原因になりかねない。
例えばライントークで相手の愚痴を1時間以上に渡って聞き続ければ脳が受けるストレスも半端ないだろう。

つまり何時間にも及んで脳が休む暇もなく緊張状態に置かれるのがストレスになるのだ。
我々はスマホゲームで楽しんでいるつもりが、実は脳が働きすぎて疲れているというのだ。
知らず知らずのうちにスマホによって脳が侵されていると言っていいだろう。

若い人でもスマホの使用時間が長くなるほどそのリスクは高くなるが、60歳過ぎていればなおさらだ。
まさかシニア世代にスマホ依存はないだろうと高を括ってはいけない。
最近は就寝前にスマホでYouTubeを楽しむ高齢者が増えていると聞くが、満更誤った情報でもないようだ。

就寝前にスマホで脳を緊張状態にすれば安眠の妨げになり、それが高齢者の場合はスマホ認知症でなくても脳が委縮する原因になりかねない。

通信会社がフィーチャーフォン(ガラケイ)からスマホへの買い替えを促しているので、今後ますますスマホの高齢化も進んでくるだろうからそのリスクは深刻だ。

こんな人が危険

シニア世代以上の人では、最近フィーチャーフォン(ガラケイ)からスマホに買い替えて、YouTubeやゲームにハマっている人や年齢には関係なくスマホをトイレや浴室、ベッドやダイニングでも使っている人はヘビーユーザーが危険だ。

スマホが側にないと不安を感じたり、電池が少なくなっても心配になる人や、Wi-Fiなどの通信ができないと不安を感じる人もスマホ依存症の可能性が高い。
スマホが身体の一部になっていて、側に合って当たり前、電波が繋がっているのが当たり前になっているのだ。

危険なのはスマホだけではないらしい。
タブレットやパソコンも同じことのようだ。
とにかく脳が処理しきれない程の情報をタブレットやパソコンからどんどん入れて行くと、頭の中は整理整頓もできずゴミ溜め状態になって処理できずにストレスとなっていくのだ。

これで私も人ごとではなくなった。
私の場合はスマホよりパソコンだが、1時間も集中力が持たないので窓から見える遠くの山をボーっと眺めてみたり、倉庫に作ったゴルフ練習場に行っては球を打っている。
連続して何時間もパソコンの前に座っている訳ではないのでまだましな方だと思っているが、朝からスマホでニュースを読んだり必要以上の情報をパソコンから取り入れているだろうと自覚はしている。

ボーっとする時間は効率が悪いと考えていたが、スマホ認知症のことを知ってからはこの時間も重要な脳を休ます時間だと認識するようになった。

近い将来スマホ依存が日本人に及ぼす影響

スマホ依存症の弊害は子どもの学力低下など既に実証されているようだが、大人と言えども変わりはない。
簡単な漢字も書けないばかりか、知らない町にはナビがないと行けないといった状況になるだろう。
スマホで赤ちゃんをあやし、スマホで子どもを遊ばせ、スマホで子どもを管理するのはもう既に始まっていることかも知れない。

物忘れが激しくなり考えることをしなくなれば、仕事にも影響を及ぼす。
更に大人のスマホによるゲーム依存が進めば、ゲームでは快感を得られなくなり株やFXトレードなどに移行する者が増えてくる。
その結果、スマホによる依存度はさらに増し貧困化も進んでくるだろう。

人はスマホに頼り考えなくなるから創造力は低下し、日本の労働生産性は過去にないほど落ち込むことになりそうだ。

スマホが発売されてからまだ10年しか経っていないのに、はやスマホ依存症やスマホ認知症などといった弊害が生活を脅かすようになってきた。
あと10年経てばこのような疾患を抱える患者は急増し、社会問題に発展しているのではないだろうか。

スマホ依存認知症の対策

スマホ依存が高くなれば着信音やバイブの空耳が聞こえるようになるのだとか。
スマホの着信音やバイブで心が落ち着くようになるようだ。
逆に着信音やバイブが鳴らなければそわそわすることもあるようだ。

既にスマホの依存度が高くスマホ認知症の疑いがある人は脳神経などの治療を受けた方がいいだろうが、将来その可能性が高い人は今から対策を考えてほしい。
ボーっとする時間を増やし脳を休ませることも必要だ。
スマホやパソコンを使っても同時に処理しきれない程の情報を入れることは避け、ゆっくり一つのことに集中するのがいいようだ。

そしてスマホの存在は忘れてゴルフに集中するとか、ランニングで汗を流すのもいいようだ。
キャンプに行ってキャンプファイヤーの火を見ながら友人と会話するのも脳のストレスを解放するようだ。

スマホ依存からくる認知症は不眠症やイライラ、判断力の低下や大切な約束の不履行など深刻な問題を生み出すので軽く考えないことだ。
今の状況を思い出しスマホ認知症の予備軍になっているようなら早めに対策を講じることをお勧めする。

スマホやタブレットに頼らない生活

これからはスマホやタブレットにできるだけ頼らない生活を心掛けなければならない。
スマホが子どもの教育に悪影響を及ぼすのなら、子どもから遠ざけることも必要だ。
スマホメーカーもアプリ起動を時間制限するようなアプリを開発しているようだが、それなら最初から持たせない方が確実だ。

本を読むことはマルチタスクではなく、一つのことに集中し更に想像力を育むので人間の脳には好影響を与えるようだ。
日本の将来や子どものことを考えるなら、スマホではなく本を持たせるべきだ。

私のように今でも昨日の夕食が思い出せない状況にあるなら、尚のことスマホ認知症を警戒しなければならないだろう。
できる限りスマホに頼らず、脳にゴミ情報を溜めないよう努力しなければ将来の幸せに影響を及ぼしかねない。

スマホ認知症がうつ病やアルツハイマー型認知症を誘発することもあると聞けば、このままスマホに依存して生きることは辞めようと考えて当然だ。

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