シニアにお勧めのメモアプリ(エバーノート)

シニアのメモ帳には  エバーノート 無料プラン

ちょっと覚えておきたいことや覚えきれない言葉を記録しておくだけのメモ帳として一番使い勝手がいいスマホアプリを紹介します。

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目次

1. エバーノート(Evernote)は優秀なメモアプリ

2. こんな時に使ってほしい

3. エバーノートベーシックプラン(無料)の内容とメリット

4. エバーノートの使い方

5. エバーノートベーシック(無料)ユーザーのひとりごと

1. エバーノート(Evernote)は優秀なメモアプリ

エバーノートはノートやファイル、ボイスメモや写真を記録して整理し、スマホがあればどこにいても記録した情報を参照できるアプリだ。

エバーノートは使い勝手もよく、本来多くの情報を記録して管理するノートアプリなのだが、シニアの人には単純なメモ帳として使ってほしい。

既に世界で2億人が使っているというから信頼性も高いといえる。

2. こんな時に使ってほしい

・覚えておけない製品名や品番が知りたい
外出中に家電量販店の前を通りかかったとき、電気シェーバー(髭剃り)の替え刃が傷んでいて取り換えしたいと考えていたことを、ふと思い出した。
こんなとき、家電量販店に入って買えば済むことだが肝心のシェーバーの品番が分からない。

・服のサイズを確認したい

たまには妻のショッピングに付き合おうかと二人で出かけたショッピングモールで、自分に合いそうなスーツを見つけたとき、一番フィットしている服のサイズを思い出したい。

・自動車のリモコンキーの電池切れ

自動車に乗ろうと思ってリモコンキーを押すが鍵が開かない。
いつも不便さを感じながら買うのを忘れているが、思い出して買おうとするとボタン電池の種類(SR~など)が思い出せない。

・歌える曲の題名が思い出せない

久しぶりにカラオケに誘われたが、選曲をする段階になって曲名が出てこない。
以前よく歌っていた曲なのに思い出せない。

・香典の金額が知りたい

旅行中に妻から遠い親戚の方が亡くなられたと電話があり「香典はいくらしたらいい」と聞かれたが自分の親が亡くなった時にいくら頂いたのか知りたい。

・スマホで見ていた記事を後で読み直したい

電車の中で退屈しのぎにスマホでニュース記事を読んでいたが、途中で下車しなければならなく続きが読みたいとき。

・覚えておきたい言葉を聞いたとき

初めての言葉を聞いたとき、後でどんな意味なのか調べようとしたがすぐに忘れて思い出せないとき。

3. エバーノートベーシックプラン(無料)の内容とメリット

・使用できる容量が月間60MB
60MB(メガバイト)はどのくらいの容量なのかというと、スマホで撮影した写真なら15枚~20枚程度(実際は4MBより小さい写真が多い)になる。
テキストで保存するなら容量を気にすることはないだろう。
ではどのような時に写真で保存するのかというと、時間がないときや色や形を記録したいときだ。
小さい字で書かれた品番なども入力すると間違いやすいが、ピントの合った写真なら後で見るときも拡大(ピンチイン)して読みとることができる。

アップロード容量は毎月リセットされて60MB使えるように戻してくれるので、使い方を調整できるところがいい。

・2台の端末で使用可能
以前は台数制限がなく使えていたが、何年か前から台数制限がかけられそれ以上で使おうとするならプレミアム(月々600円)以上のプランで有料になってしまう。

ちなみに私の場合は家のパソコンとスマホで使えるようにしているが、言い換えれば家に置いた固定記録ノートに持ち歩き用メモと言ったところだ。
この2台にしている理由は、テキスト入力するときはパソコンのキーボードが打ちやすいし、持ち歩いたり写真で記録したいときはスマホが便利だからだ。

この2台は自動同期されるので、どちらで記録しようと2台とも同じ情報になっている。
たまにいらなくなったゴミ情報も増えてくるので、削除したり一つのノートにまとめたりするが、そのような邪魔臭い作業もパソコンで行う方がやりやすい。

・クラウドなのでスマホの記録媒体が圧迫されることはない
今の時代はクラウドコンピューティングサービスを利用することが当たり前になってきたが、そのお蔭でクラウドの信頼性も利便性と共に上がっていったのだ。
しかしこの世の中は何が起こるか分からないので警戒心も捨ててはいけない。
念のためエバーノートに記録してはいけないことも自分でルール化しておくことだ。
例えばクレジットカードの情報やパスワード類などは、持ち出したりクラウドのサーバーに預けること自体がリスクを伴うと考えた方がよさそうだ。

・検索能力が素晴らしい
メモ帳には忘れないようにとにかく何でも書いておくという人も多いはずだ。
しかし必要な時にそのメモ書きが出てこなければ意味がない。
メモが増えてくると探すのも大変だがエバーノートはすぐに出てくるように考えられているのだ。

例えばカメラ用リモコンのボタン電池の種類が知りたいときは、記録するときに「ニコンカメラのリモコン用ボタン電池CR2032」と記録していたら、「ニコン」「カメラ」「電池」「ボタン」などのキーワードで呼び出すことができる。
その検索能力で写真で撮った文字まで見つけて探し出してくれるところは素晴らしい。

几帳面な人なら分類毎にノート分けやタグ(ふだ)付けをして探しやすいようにするのだろうが、私のような大雑把な者はとにかくメモに残すだけで精一杯だ。
そのせいで同じノートにあらゆるジャンルの情報が書いてあったりするが、エバーノートで検索すればすぐに探し出してくれる。
要は堅ぐるしさがなく気楽に使えるアプリなのだ。

4. エバーノートの使い方

先ずはエバーノートアプリをインストールし、メールアドレスとパスワードを設定して「無料で新規登録」をする。
パソコンの場合はhttps://evernote.com/intl/jp からEvernote のベーシックプラン(無料)を新規登録する。

後は難しいことは考えずに適当に使ってみるだけだ。
一応新規のノートに名前を付けたりタグを付けたりできるが、慣れるまでは気にせず使う方が得策だ。
几帳面な人は後から名前を変更したり内容や分類も整理することができる。

5. エバーノートベーシック(無料)ユーザーのひとりごと

エバーノートはもう長く使っているが、2016年に無料ユーザーに対し同期可能な端末を2台に制限したことがある。
そのとき同じ目的を持つMicrosoftのワンノート(OneNote)に乗り換えようとして記録データをすべてワンノートに移したことがある。
しかし結局使い勝手の悪さから再度エバーノートに戻ったのだ。

エバーノートはアメリカのシリコンバレーにある企業だが、当初「長期信用」を掲げセキュリティーを重視した会社であったが、2013年に大規模なサーバーへの不正アクセスを受け、暗号化されたパスワードが流出した可能性がある。

そのような事件はどんなに優れた会社であっても起こり得ることで絶対安心とは言い切れない。
使う側がリスクを感じて預ける情報のルールを決め、リスク管理をする以外安心はないだろう。


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